プログラミング初心者のためのProcessing入門-その1
Processingって・・・?
Processingとは、プログラミング言語の一つでJavaがベースの言語です。
記述がとても簡易なため、プログラミング初心者にとっつきやすいんじゃないかと思います。
また、グラフィックスに特化しているため上手くプログラミングするととても楽しく、美しいアートを描画することができます。
↓例
http://processing.org/exhibition/works/articulate/index_link.html
※プログラミング超初心者向けなので、分かるぜ、って方は読み飛ばしてくだしあ
さっそくはじめよう!
とりあえず、インストール
http://processing.org/
↑にアクセスし、Douwnload→Windows(お使いのOSに合わせて)をクリックしてダウンロード
ダウンロードしたzipファイルを解凍して、適当なフォルダに置きます。(解凍方法とかはさすがにググってください・・・)
わたしは C:\Program Files\ の下に置きました。
Processingはインストールが不要なので、解凍したフォルダの中にあるprocessing.exeを起動するだけでプログラミングを楽しむことができます。
エディタの基本
- Run:書いたプログラムを実行します
- Stop:動作しているプログラム停止
- New:新しいSketchを開始
- Open:Sketchを開く
- Save:Sketchを保存
- Export:実行型ファイル(.jar)出力
ざっとこんな感じです。
ちなみに、Processingではプログラムの単位をSketchとしていて拡張子を(.pde)としてマイドキュメント(Winの場合)のフォルダに保存しています。
簡単なプログラムの作り方
とりあえず、以下のコードを記述していきます。
void setup() {
size(400,400);
background(255);
}void draw() {
fill(0);
ellipse(200,200,40,40);
}
記述を終えたらSaveを押して、適当な名前をつけて保存します。
保存したら、Runを押します。
(ちなみに ctrl+s,ctrl+r でこの一連の動作を素早く行えたり)
解説
- void・・・これはまぁ、おまじないだと思っててください。そのうち分かる日が来ます(上級者のあなたは察しが付いてるかと思いますが)
- setup・・・描画する前の準備のコード。()は、これまたおまじないです。(上級者の(ry
{}の中にsetupの内容を記していきます。
- size・・・表示するウィンドウのサイズのコード(width,height)
- background・・・背景色のコード。()の中は色番号を指定します。RGBで書いてもいいし{例(255,0,0)}、上記みたいに略せる場合もあります{例(0)←黒}
{}を閉じてsetupを終えたら、いよいよメインの部分です。
- draw・・・ここがキモ。ここに、描画のコードを書いてプログラムを動作させます。
- fill・・・これより後の線の色や、塗りつぶす色を決定するコード。これも、backgroundと同様基本RGBで指定することが出来ます。
- ellipse・・・円を描画して!ってコード。(x,y,width,height)←のように指定します。xが表示したい位置のx軸、yが表示したい位置のy軸となります。
まとめ
- とりあえず、環境は整いました。
- 簡単なプログラムは作れるようになりました。