Android上でProcessingを動かそう!-その1

Step1

Androidは言わずと知れたgoogle謹製の携帯向けOSです。Javaでの開発を推奨(実は別のらしい?)しているようで、簡単なアプリはhttp://code.google.com/intl/ja/android/を見ればだいたい開発することが出来ます。Androidの開発方法自体もhttp://code.google.com/intl/ja/android/を参照のこと。
ちなみに、eclipseにアドオンを追加して開発していきます。
で、やっと本題です。ProcessingもJavaベースなのでごにょごにょすれば動くはず。Processing.orgのdiscourseを見てみると、それっぽいスレッドは建ってるのですが成功はしていない模様。ひとまず、eclipseでProcessingを動かすところから始めたいと思います。
http://processing.org/discourse/yabb_beta/YaBB.cgi?board=Integrate;action=display;num=1117133941
↑を参考に。

Step2

以上を済ませておいてください。ちなみに、当方の環境はWinマシンです。恐らくmacをはじめとしたUNIX系のPCでも可能だと思います。検証はしていません。また、eclipseを日本語化して使っています。

Step3

まずは、eclipseファイル新規Javaプロジェクトで新規プロジェクトを作成します。プロジェクト名は「helloP5」としました。プロジェクト名を入力したら、次へを押します。
次に、Processingのcore.jarをライブラリに設定します。ライブラリータブから外部JARの追加を選択し
パス/processing/lib/core.jarを選択して終了を押してプロジェクト作成を完了します。次に、左のパッケージエクスプローラからhelloP5srcを右クリックして新規クラスを選択し、メインとなるクラスを生成します。パッケージ名をtest、ファイル名をTestとしました。特に設定などはする必要はないかと思います。

Step4

コーディング

package test;

import processing.core.*;

public class Test extends PApplet {
  public void setup() {
    size(400, 400);
    smooth();
  }

  public void draw() {
    fill(random(0, 255), random(0, 255), random(0, 255));
    ellipse(random(0, 400), random(0, 400), 100, 100);
  }
}

実行結果

PAppletを言われるがままに使ったら動いた。こんなにあっさり動いてちょっと驚き。次はたぶん、もっと突っ込んだとこまで出来たらいいなぁ。
BETAからProcessing-erな私としては、public void draw()とかちょっと受け入れ難いけど、しょうがない・・・